『青年』昭和17年1月号より、日本国防協会出版部の『神国霊異 聖戦と奇蹟』広告。
日本は何故に戦争に強いか。それは言ふまでもなく御稜威と、皇軍の勇武に拠るのであるが、また一に天佑に恵まれてをるからで、そこに神国日本の本質がある。……
天佑に恵まれていることが「神国日本の本質」とは、まことにおそれいった神だのみぶりである。本書はなかなか入手困難ではあるけれど、大東亜戦争の霊的側面を省みるには欠かせない一冊(そんなワケない)。
後半の文章に出てくる、本書の効能がすごい。
入営、出征する人が之を読めば、神の暗示を受けたる如く、心底から烈々たる勇気に燃え、更に一層軍人精神を発揮することが出来る。
すげえなあ。